挙句とは?
あげく
挙句(あげく)とは、連歌・俳諧の最終句、または長い経過の末にたどり着いた結果を指すことばです。
「挙句」はもともと連歌・俳諧の用語で、百韻や歌仙などの連作における最後の七七の句を指します。連歌では「揚句」とも表記し、長い連作の締めくくりにあたる重要な位置を占めていました。
連歌や俳諧の会では、参加者が長い時間をかけて句を付け合わせていきます。その過程の終わりにあたる句が「挙句」であることから、転じて「長い過程の末に至る結果」という意味で日常語に定着しました。現代では「さんざん努力した挙句に失敗した」「長い交渉の挙句に合意に達した」のように、経緯の末の結末を述べる際に使われます。
注意すべき点として、日常語としての「挙句」には、否定的・皮肉的なニュアンスが伴いやすい傾向があります。「挙句の果て」という形も頻繁に用いられ、「ついには」「とうとう」という意味合いを強めます。語源が文芸の締めにあることを知ると、「長い旅路の果て」というイメージが重なって理解しやすくなります。
使い方・例文
「何度も話し合いを重ねた挙句、計画は白紙に戻ってしまった」のように、長い経緯の末の結末を述べる文脈で使われます。
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