打合せ止まりとは?
うちあわせどまり
打合せ止まりとは、和裁において衿や前合わせが重なる部分の端を縫い止める仕立ての技法のことです。
打合せ止まりとは、和服(着物)の仕立てにおいて、前合わせ(打ち合わせ)部分の縫い終わりを固定するための縫製技法・箇所を指す和裁用語です。着物では右前・左前の衿や前身頃が重なり合う構造になっており、その重なりが着用中にずれないよう、端の一点をしっかりと縫い止めます。
着物の前合わせは、単に重ねているだけでは動くたびにはだけやすくなります。打合せ止まりによってその起点を固定することで、衿元の美しい形が保たれ、着崩れを防ぐことができます。位置は衿下(えりした)の下端付近になることが多く、仕立ての仕上げ工程の中でも重要な一作業です。
現代ではミシン縫いの既製品も多くなりましたが、手縫いの本仕立てにおいては熟練した和裁士が打合せ止まりの位置や縫い方を丁寧に仕上げることで、長く着られる着物の品質が決まります。仕立て直しや洗い張りの際にも、この部分の状態が着物の寿命を左右することがあります。
使い方・例文
着物の仕立てを注文する際、和裁士が衿元の打合せ止まりの位置を確認しながら縫製を進める場面で使われる専門用語です。
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