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打刻とは?

だこく

打刻とは、金属などの素材に刻印・型・スタンプを押しつけて文字・模様・数字などを刻み込む加工技術で、硬貨の製造や時刻管理など幅広い場面で使われます。

打刻(だこく)とは、硬い素材(主に金属)の表面に専用の刻印・型(ダイス)・スタンプを強い力で押し当て、文字・記号模様・数字などを転写・刻み込む加工技術または行為のことです。英語では「stamping」「hallmarking」「punching」などが対応します。

打刻はその用途によって大きく二つの意味で使われます。

  • 製造・加工分野:硬貨・勲章・金属製品への刻印、金・銀製品の品位保証印(ホールマーク)、工業部品のシリアル番号刻印など
  • 時刻管理分野:タイムカードや伝票に時刻を機械で印字・刻印すること(「出勤打刻」「退勤打刻」など)

硬貨製造における打刻は造幣の核心工程であり、金属の円盤(素材板・プランシェ)を上下のダイス(型)で強力な圧力をかけて挟み込み、表裏の図柄を同時に転写します。この圧力プレスによって素材が流れ込み、細部まで鮮明に模様が刻まれます。

また金・銀製品の真正性や品位(純度)を証明する「ホールマーク(品位証明刻印)」も打刻の一種です。日本では彫金・金工・革工芸などの手工芸分野でも、模様を刻む技法として「打刻」の語が用いられます。現代では機械プレスによる大量生産が主流ですが、職人が一点ずつ手で刻む手打ち刻印も工芸品や記念品の世界では今も行われています。

使い方・例文

会社員が毎朝タイムカードに出勤時刻を記録する行為も「打刻」と呼ばれ、労働時間管理の基本的な手続きです。

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