手も足も出ないとは?
てもあしもでない
「手も足も出ない」とは、どんな手段を講じても対処のしようがなく、まったく太刀打ちできない状態を表す慣用句です。
「手も足も出ない」とは、手(対策)も足(逃げ道)もなく、どうすることもできない完全な行き詰まり状態を表す慣用句です。相手や状況が圧倒的に強く、あらゆる手立てが通用しないときに使います。
もともとは格闘や武道の文脈で、相手に抑え込まれて手も足も動かせなくなった状態から来た表現とも言われています。現代では身体的な制約に限らず、知識・技術・資金・権限などあらゆる面で力が及ばない場合に広く使われます。
この表現が使われる典型的な場面には次のようなものがあります。
- 実力が大きく上回る相手と試合・競技で対戦した
- 複雑な技術的問題が専門知識の範囲を超えていた
- 交渉相手の条件が厳しすぎて反論の余地がなかった
- 官僚的な手続きの壁に阻まれて前に進めなかった
類義語に「なす術がない」「八方ふさがり」「歯が立たない」などがありますが、「手も足も出ない」はあがこうとしても完全に無力であるという絶望的なニュアンスを強く持ちます。
使い方・例文
「相手チームが強すぎて、試合を通じて手も足も出なかった」のように、実力差や困難の大きさを強調したい場面で使います。
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