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御触書集成とは?

おふれがきしゅうせい

江戸幕府が発布した法令・触書を時代ごとに編纂した公式法令集で、江戸時代の法制度を知る重要な史料です。

御触書集成(おふれがきしゅうせい)とは、江戸幕府が発布した法令(触書・おふれがき)を収録・整理した公式の法令集です。幕府の法制度と統治方針を体系的にまとめた史料として、日本研究において非常に重要な位置を占めています。

江戸幕府は各時代に多数の法令を発布しましたが、それらを整理・編纂する作業が幕末期に行われ、代表的なものとして以下が挙げられます。

  • 『御触書寛保集成』 — 寛保年間(1741〜1744年)頃までの法令を収録
  • 『御触書宝暦集成』 — 宝暦年間(1751〜1764年)頃までの法令を収録
  • 『御触書天保集成』 — 天保年間(1830〜1844年)頃までの法令を収録

これらの法令集には、武士・農民・町人それぞれへの規制、農政・商業政策、風俗・道徳に関する法令など、幕府の統治全般にわたる内容が含まれています。

明治以降、歴史家や法学者によって研究が進められ、岩波書店版などの刊行物によって現代でも参照可能な形で残されています。江戸時代の社会制度・民衆生活・幕藩体制を理解するための一次史料として欠かせない存在です。

使い方・例文

歴史の授業や江戸時代の法制度を研究する際に「御触書集成を参照すると、当時の農民への年貢規制の変遷がわかる」といった形で登場します。

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