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強制通用力とは?

きょうせいつうようりょく

強制通用力とは、法律によって定められた通貨を支払い手段として拒否できない効力のことです。

強制通用力とは、国家が法律によって特定の通貨に与えた「債務の弁済手段として必ず受け取らなければならない」という法的効力を指します。この効力を持つ通貨を法定通貨と呼び、債権者は正当な理由なくその受け取りを拒否することができません。

日本においては、日本銀行法第46条に基づき、日本銀行券(紙幣)は無制限の強制通用力を持つとされています。一方、貨幣(硬貨)は通貨の単位及び貨幣の発行等に関する法律により、同一額面の硬貨は1回の支払いにつき20枚までを限度として強制通用力が認められています。

この概念が重要となる場面は主に以下のとおりです。

  • 店舗での現金払い拒否の可否
  • 税金・公的料金の納付手段
  • 債務弁済における法的有効性
  • 電子マネーや暗号資産との法的位置づけの違い

近年はキャッシュレス化が進み、店舗が現金払いを断るケースも増えていますが、これは民事上の合意の問題であり、強制通用力は公法上の概念として別途議論されます。強制通用力の有無は、通貨制度の信頼性と国家の信用力を支える根幹的な仕組みです。

使い方・例文

たとえばコンビニで商品を買う際に日本銀行券で支払おうとした場合、店舗は原則としてその受け取りを拒否できません。これは日本銀行券が強制通用力を持つためです。

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