拒否とは?
きょひ
拒否とは、相手の要求・申し出・命令などを受け入れず、断ることを意味することばです。
拒否(きょひ)とは、相手からの要求・依頼・申し出・命令などに対して、それを受け入れない・断るという意思表示や行為を指すことばです。意志的かつ明確に「ノー」と伝える点で、ためらいや消極的な回避とは区別されます。
類似のことばとの使い分けも重要です。
- 拒絶(きょぜつ):感情的・強い意志で突き返すニュアンスが強い
- 断る(ことわる):日常的な場面での穏やかな辞退
- 却下(きゃっか):申請や提案を公式・制度的に退けること
- 否決(ひけつ):議会・委員会などで投票により否定すること
拒否は法律・政治の場面でも重要な概念です。国際連合安全保障理事会では、常任理事国(米・英・仏・露・中)が「拒否権(veto)」をもっており、一国でも反対すれば決議を成立させないことができます。日本の法律では、不当な要求に対する「拒否権」や、行政処分への「不服申立て」という形で自己の権利を守る手段が保障されています。
心理学的には、「ノーと言えない」状態(過剰な同調圧力・アサーティブネスの欠如)が心身の負担につながることが指摘されています。適切に拒否する力(アサーション)は、健全な人間関係を築くうえで大切なコミュニケーションスキルとされています。
使い方・例文
上司から無理な残業を求められた際に「今日は都合がつきません」と明確に断ることは、自分の意思を示す拒否の一例です。
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