引き上げ線とは?
ひきあげせん
引き上げ線とは、鉄道の車両基地や終端駅で車両を折り返し・入換するために設けられた、行き止まり式の短い線路のことです。
引き上げ線(ひきあげせん)は、鉄道施設において車両の折り返し操作や入換作業を効率的に行うために設置される、一端が行き止まりになった短い線路です。主に終端駅・折り返し駅・車両基地などで用いられます。
引き上げ線の基本的な役割は、到着した車両を一時的に引き込み、進行方向を変えて別のホームや線路に移す「折り返し入換」にあります。たとえば、終端駅でホームに到着した列車を引き上げ線に引き込み、機関車を反対側に付け替えたり、電車を方向転換したりする際に使われます。
引き上げ線が設置されるおもな場面は以下のとおりです。
- 終点駅での折り返し:列車をホームから引き上げて折り返す
- 車両基地での入換:洗浄線・検修線への車両移動
- 増解結作業:列車の増結・解結時の車両待機場所
線路容量が限られる都市部の駅では、引き上げ線の有無が折り返し本数(運行頻度)に直結するため、ダイヤ設計上も重要な設備です。地下鉄や私鉄の折り返し駅では、ホームの先に引き上げ線を設けることで乗降中に次の折り返し準備ができ、ダイヤの安定化に寄与しています。
使い方・例文
「終点駅の先に引き上げ線が設けられているため、列車はホームを空けてすぐ折り返し入換を行うことができる」のように使われます。
この用語をシェア
最終更新: