廃業とは?
はいぎょう
廃業とは、経営していた事業や店舗を閉じ、営業活動を完全にやめることです。
廃業(はいぎょう)とは、個人事業主や法人が経営する事業を自らの意志で閉鎖し、営業を終了することを指します。倒産(負債が返済できなくなる状態)とは異なり、廃業は財務的に破綻していなくても行われることがあります。後継者不在や経営者の高齢化・健康問題、市場環境の変化、収益性の低下などがおもな理由として挙げられます。
廃業の主な原因には以下のようなものがあります。
- 後継者不在:特に中小企業・老舗では後を継ぐ人がいないケースが増加
- 経営者の高齢化・病気:体力的・精神的な理由で継続が困難になる
- 業績悪化・収益性の低下:売上が下がり経営が立ち行かなくなる
- 業界全体の衰退:需要の消滅や技術革新による市場の縮小
- 自発的な引退:十分な利益を得て計画的に事業を終える場合も
廃業の手続きとしては、税務署への廃業届の提出、従業員への解雇通知と退職金の支払い、取引先・顧客への通知、在庫・設備の処分などが必要です。法人の場合はさらに法人の解散・清算の手続きが伴います。
近年、日本では少子高齢化と後継者不足を背景に廃業件数が増加しており、地域経済や雇用への影響が課題となっています。こうした状況を受け、事業承継の支援制度や、第三者へのM&A(事業の売却・譲渡)という選択肢も注目されています。
使い方・例文
「長年続いた地元の老舗菓子店が、後継者がいないことを理由に廃業した」というように、事業の終了を指して使われます。倒産と混同されがちですが、廃業は必ずしも経営破綻を意味しません。
この用語をシェア
最終更新: