小籠包とは?
しょうろんぽう
小籠包とは、薄い皮の中にスープと肉あんを包んだ中国・上海発祥の点心のひとつです。
小籠包(ショーロンポー)は、中国・上海周辺の江南地方を発祥とする蒸し餃子の一種で、薄い小麦粉の皮の中にひき肉とゼラチン質のスープが詰まっています。蒸し上げると皮の中でスープが溶けた状態になり、食べた瞬間に肉汁があふれ出す食感が最大の魅力です。
小籠包の製造には高度な技術が求められます。特に皮には細かいひだ(ひだ数が多いほど職人の腕の証とされ、18ひだ以上が一般的な基準)が施され、スープが漏れないように丁寧に折り込まれます。中に入れるスープは豚の皮や骨を煮込んで作ったゼリー状のものを具と混ぜ、蒸すと溶ける仕組みになっています。
食べ方にも作法があります。いきなり噛みつくと熱いスープが飛び出してやけどをするため、まれんげ(レンゲ)の上に置き、ストローのように皮に少し穴を開けてスープを飲んでから食べるのが一般的です。酢と千切りしょうがを組み合わせたたれで食べるのも定番です。
台湾では「鼎泰豊(ディンタイフォン)」が世界的に有名な専門店として知られ、日本にも多くの支店があります。現在では日本を含む世界各地で愛されるグローバルな中国料理のひとつとなっています。
使い方・例文
点心専門店や中華料理店で小籠包が運ばれてきたら、レンゲに乗せて皮をそっとつついてスープを先に飲み、しょうがと酢のたれと一緒に味わうのが美味しい食べ方です。
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