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宇宙の膨張とは?

うちゅうのぼうちょう

宇宙の膨張とは、ビッグバン以来、宇宙空間そのものが絶えず広がり続けているという現代宇宙論の基本的な概念です。

宇宙の膨張とは、宇宙が誕生したビッグバン以降、宇宙空間そのものが時間とともに広がり続けているという現象です。これは現代の宇宙論において最も基本的かつ重要な概念のひとつです。

宇宙の膨張は、1920年代アメリカの天文学者エドウィン・ハッブルによる観測で明らかにされました。遠くの銀河ほど速いスピードで遠ざかっているという事実(ハッブルの法則)が発見され、これは宇宙が膨張していることを示していました。重要なのは、銀河が宇宙空間を移動しているのではなく、銀河と銀河の間の空間自体が引き伸ばされているという点です。

宇宙の膨張はアインシュタインの一般相対性理論の方程式からも導かれます。当初アインシュタインは宇宙は静止しているべきだと考えて方程式に「宇宙定数」を導入しましたが、後にこれを「生涯最大の失敗」と語っています。

さらに驚くべきことに、1990年代末の観測から宇宙の膨張は加速していることが判明しました。この加速をもたらしているのが「ダークエネルギー」と呼ばれる未知のエネルギーで、宇宙全体のエネルギーの約7割を占めると推定されていますが、その正体は現在も解明されていません。

宇宙の膨張の研究は、宇宙の起源・構造・未来を理解するための鍵であり、現代天文学・物理学の最前線で研究が続けられています。

使い方・例文

「遠くの銀河が次々と赤方偏移して見えるのは、宇宙の膨張によって光の波長が引き伸ばされているためです。」

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