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太衝とは?

たいしょう

太衝とは、足の甲にある足厥陰肝経の原穴(げんけつ)であり、肝の気の調節・ストレス・月経不順・眼の症状など幅広い治療に用いられる重要な経穴です。

太衝(たいしょう)は、東洋医学における経穴(ツボ)のひとつで、足厥陰肝経(LR3)の原穴(げんけつ)に分類されます。位置は足の甲の第1・第2中足骨間で、二本の骨が合わさる手前のくぼみにあり、指で押すと特有の圧痛や響き感を感じやすい部位です。

「原穴」とは各経脈の本原の気が集まるとされる特別なツボであり、その臓腑(ここでは肝臓)への働きかけが特に強いとされます。太衝の主な効能と適応は次の通りです。

  • 肝気の疏通(そつう)ストレス・イライラ・抑うつなどによる気の滞りを解消する
  • 月経不順・生理痛:肝経は生殖機能と密接に関わるため、婦人科疾患に広く応用される
  • 頭痛・めまい・高血圧:肝の亢進による症状を鎮める
  • 眼の症状:肝は目と関連するとされ、目の疲れや充血に用いられる
  • 筋・腱の症状:肝は筋を主るとされ、筋緊張やけいれんにも使用される

合谷(ごうこく)と並んで「四関(しかん)」と称される重要なツボのペアを形成しており、全身の気血を動かす組み合わせとして古典にも記載されています。現代の鍼灸臨床でもストレス関連疾患や婦人科疾患の治療において最も頻繁に選穴される経穴のひとつです。

使い方・例文

ストレスからくる頭痛や月経前のイライラ感に対する鍼灸治療で、足の甲の太衝に鍼を刺すと独特の「響き」感覚が起こり、施術後に緊張がほぐれたと感じる方が多くいます。

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最終更新:

同じ読みのことば

「たいしょう」と同じ読みで、意味のちがうことばです。

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