大規模修繕とは?
だいきぼしゅうぜん
マンションや建物の外壁・屋根・共用設備などを定期的に修繕・更新する大がかりな工事で、建物の長寿命化に不可欠です。
大規模修繕とは、建物の経年劣化に対応するため、外壁・屋根・バルコニー・共用廊下・給排水設備などを対象に実施する大がかりな修繕工事のことです。一般的にはマンションの管理組合が計画的に実施します。
新築後から時間が経つにつれて、タイルのひび割れや剥落、防水層の劣化、鉄部の錆びなどが生じます。これらを放置すると居住者の安全を損ない、建物の資産価値も下がるため、国土交通省のガイドラインでは12〜15年を目安に大規模修繕を行うことが推奨されています。
工事の主な内容は以下のとおりです。
- 外壁の補修・塗装(足場を組んで全面的に実施)
- 屋上・バルコニー・開放廊下の防水工事
- 鉄部(手すり・扉など)の塗装
- 給排水管の更新または洗浄
- エレベーターや消防設備のリニューアル
費用は建物の規模によって数千万円から数億円に及ぶことがあります。管理組合は毎月の修繕積立金をこのために積み立てており、積立金の不足は大きな問題になります。長期修繕計画を定期的に見直し、修繕積立金の額が適切かどうかを確認することが重要です。
使い方・例文
築12年目のマンションで外壁タイルの剥落が確認され、管理組合が足場を設置して外壁補修と屋上防水を同時に行う大規模修繕工事を実施しました。
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