大正時代とは?
たいしょうじだい
大正時代とは、1912年から1926年までの約15年間、大正天皇が在位した時代で、民主主義運動の高まりと文化の近代化が進んだ時期です。
大正時代とは、1912年(大正元年)から1926年(大正15年)までの期間を指し、大正天皇(嘉仁)が在位した約15年間を意味します。明治時代の急速な近代化を受け継ぎながら、政治・社会・文化の各分野で大きな変化が起きた時代です。
政治面では「大正デモクラシー」と呼ばれる民主主義運動が活発化し、藩閥政治への批判が高まりました。吉野作造の「民本主義」の提唱や、普通選挙を求める運動が盛んとなり、1925年には男子普通選挙法が成立しました。二大政党制の芽生えや政党内閣の実現など、議会制民主主義の確立に向けた歩みが続きました。
一方、1914年に始まった第一次世界大戦では日本は連合国側として参戦し、アジアにおけるドイツ権益を引き継ぐとともに、軍需品輸出による好景気を経験しました。しかし戦後の反動不況やスペイン風邪の流行、1923年の関東大震災(死者・行方不明者10万人超)など、社会的な混乱も相次ぎました。
文化面では「大正ロマン」と呼ばれる独自の文化が花開き、西洋文化と日本文化が融合した洋服・洋食・洋画(映画)などが普及しました。文学では夏目漱石・芥川龍之介・谷崎潤一郎らが活躍し、労働運動や女性解放運動も台頭した時代です。
使い方・例文
歴史の教科書で「大正デモクラシーの時代に普通選挙運動が高まった」と学ぶように、大正時代は日本の民主主義の礎が築かれた時期です。
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