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大島紬とは?

おおしまつむぎ

大島紬とは、鹿児島県奄美大島を主産地とする絹織物で、泥染めと締め機による精緻な絣模様が特徴の日本を代表する高級紬です。

大島紬(おおしまつむぎ)は、鹿児島県奄美大島を主要産地とする絹織物で、国の伝統的工芸品に指定されています。その歴史は約1300年前にさかのぼるとも言われ、島の気候と独自の染色・織り技術が融合して生まれた日本屈指の高級絹織物として知られています。

大島紬最大特徴は、泥染め締め機(しめばた)の組み合わせにあります。泥染めとは、奄美大島に自生するテーチ木(車輪梅)の煮汁に糸を何度も浸してタンニン酸を含ませた後、奄美特有の鉄分を含む泥田の泥に何度も染め込む工程です。この化学反応によって糸は独特の深みのある黒色と光沢を帯びます。

締め機とは、絣柄の位置を正確に出すために束ねた糸(かせ)を専用の機に張り、柄部分だけを糸で縛ってから染色する前処理の工程です。この工程と泥染めを繰り返すことで、精緻な絣(かすり)模様が生まれます。完成した生地の特性は次のように挙げられます。

  • 軽くて丈夫であり、着崩れしにくい
  • 絹独特の光沢とさらっとした肌触りがある
  • 色あせしにくく、長年着用できる

1反(着物一枚分)を仕上げるのに数ヶ月から1年以上かかることもあり、その工程数の多さが価格に反映されています。現代でも着物愛好家から根強い支持を受けており、鹿児島市・宮崎県都城市でも生産されています。

使い方・例文

大島紬の着物は、格調がありながら軽くて動きやすいため、観劇や茶会など改まった場で着用される場面によく登場します。

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