大圏コースとは?
たいけんこーす
大圏コースとは、地球上の2点間を結ぶ最短経路のことで、球面上の大円に沿って進む航路・航空路を指します。
大圏コース(だいけんコース)とは、球体である地球の表面上で2点間を結ぶ最短距離の経路のことです。地球の中心を通る平面と地球表面が交わってできる円を「大圏(大円)」といい、その弧に沿った経路が大圏コースです。
平面の地図(メルカトル図法など)上では大圏コースは曲線として描かれますが、実際の球面上では直線(最短経路)です。航空機や船舶は燃料消費と時間を最小化するため、長距離路線では基本的に大圏コースを採用します。
大圏コースの特徴として、
- 北半球の長距離飛行では高緯度を経由するルートになることが多い(例:東京からニューヨークへはアラスカ上空を通る)
- 赤道上では大圏コースと緯度線が一致する
- メルカトル図法の地図では曲線に見えるが、地球儀では直線になる
大圏コースに対し、メルカトル図法上で直線となる経路は「等角航路(ラム線)」と呼ばれ、方位が一定で航行しやすい利点がありますが、距離は大圏コースより長くなります。現代の航空・海運では大圏コースが基本とされ、地理教育でも重要な概念として扱われます。
使い方・例文
「東京とロサンゼルスを結ぶ航空便は、大圏コース上にあるアラスカ付近の北ルートを飛ぶため、太平洋を直線的に南下するより飛行時間が短い」という説明で登場します。
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