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塑像とは?

そぞう

塑像とは、粘土などの可塑性素材を盛り上げてつくる彫刻技法、またその技法でつくられた像のことです。

塑像(そぞう)とは、粘土テラコッタ素材・蝋などの可塑性(かそせい)の高い素材を手や道具で盛り上げ、形を作り上げる彫刻の技法、あるいはその技法によってつくられた立体作品のことです。彫刻には大きく「削り取る(彫刻・彫像)」手法と「盛り上げる(塑造)」手法がありますが、塑像は後者にあたります。

塑像の制作工程は、まず内部に鉄線や木材で芯(心材・アルマチュア)を組み、その上から粘土を少しずつ盛りながら形を整えていきます。素材が柔らかく修正が容易なため、細部の表情や動きを繊細に表現するのに適しています。完成した粘土原型は、そのまま焼成してテラコッタにするか、石膏やブロンズへの型取り・鋳造の原型として使われることが多いです。

塑像は古代から世界各地で制作されており、日本では奈良時代の仏像に代表的な塑造仏が多く残っています。東大寺の塑像群や法隆寺の金堂壁画周辺の像などが知られています。西洋でもミケランジェロをはじめ多くの彫刻家が粘土原型を制作し、ブロンズや大理石に転換する手法を用いてきました。現代の彫刻教育でも塑像は基礎技術として重要視されています。

使い方・例文

美術の授業で粘土を使って人物の顔を盛り上げてつくる作業は、塑像の基本的な体験にあたります。

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