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坐骨とは?

ざこつ

坐骨とは、骨盤を構成する3つの骨のひとつで、座ったときに体重を支える骨盤下部の骨です。

坐骨(ざこつ)は、骨盤を形成する寛骨(かんこつ)の一部です。寛骨は腸骨(ちょうこつ)・恥骨(ちこつ)・坐骨の3つが癒合してできており、そのうち骨盤の最も下部・後下方に位置するのが坐骨です。英語では「ischium(イスキウム)」と呼ばれます。

坐骨の最も下方にある突起を坐骨結節(ざこつけっせつ)といい、椅子に座ったときに実際に座面に接する部分です。この坐骨結節には、太ももの後面(ハムストリングス)を構成する大腿二頭筋・半腱様筋・半膜様筋の起始部があり、歩行・走行・跳躍などの動作を担う筋肉の出発点となっています。

また、坐骨の近くを坐骨神経(ざこつしんけい)が通ります。坐骨神経は人体最大の末梢神経で、腰椎から臀部を通って下肢全体へ走行します。この神経が圧迫・炎症を起こすと「坐骨神経痛」として知られる臀部から下肢への放散痛が生じます。

骨盤底筋やハムストリングスの柔軟性・筋力と密接に関連するため、スポーツや姿勢の観点でも重要な部位です。

  • ハムストリングスの付着点として重要
  • 坐骨神経痛の原因部位の近傍
  • 長時間の着席で坐骨に過剰な圧力がかかると痛みが生じることがある

使い方・例文

長時間椅子に座って「お尻の骨が痛い」と感じるとき、それは坐骨(坐骨結節)への圧迫です。坐骨神経痛の症状について説明するときにも坐骨という語が登場します。

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