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地方平均太陽時とは?

ちほうへいきんたいようじ

地方平均太陽時とは、ある地点の経度を基準に、平均太陽の動きをもとに定めた地方固有の時刻体系のことです。

地方平均太陽時(ちほうへいきんたいようじ、Local Mean Solar Time / LMST)とは、ある地点の経度に基づいて、平均太陽(実際の太陽の動きを均一化した仮想の太陽)の南中(正午)を12時とする地方固有の時刻のことです。

実際の太陽の動きは、地球公転軌道が楕円であることや自転軸の傾きのために一年を通じて変化します。そのため「視太陽時(真太陽時)」には日によって最大約16分の誤差が生じます。これを均一化したものが「平均太陽時」で、地方平均太陽時はその地点の経度における平均太陽時を指します。

経度が1度異なると時刻は4分ずれるため、地方平均太陽時は場所ごとにすべて異なります。19世紀以前は各都市がそれぞれの地方平均太陽時を使っていましたが、鉄道の発達や通信技術の向上によって標準時(Standard Time)の概念が生まれ、経度ごとに一定の標準時が採用されるようになりました。

現代では地方平均太陽時は主に天文観測や日時計の計算、歴史的な時刻研究において利用されています。

使い方・例文

日時計で「正午」を読み取ると地方平均太陽時に近い値が得られますが、標準時(日本では日本標準時)とは経度の差や均時差の分だけずれが生じます。

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