地域マイクログリッドとは?
ちいきまいくろぐりっど
地域マイクログリッドとは、特定地域内に分散型電源と蓄電設備を組み合わせて構築し、大電力系統から独立して運用できる小規模電力網のことです。
地域マイクログリッドとは、太陽光発電・風力発電・蓄電池・燃料電池などの分散型エネルギーリソースを特定エリアに集約し、エネルギー管理システム(EMS)で制御することで、通常時は大電力系統と連系しながら、災害などの非常時には系統から切り離して独自に電力供給を維持できる小規模電力網です。
マイクログリッドの構成要素は主に次のとおりです。
- 分散型電源:太陽光・風力・ガスエンジンなど地域の資源に応じた発電設備
- 蓄電システム:発電量と需要のバランスを調整するバッファ
- EMS(エネルギー管理システム):電力の制御・最適化を担うソフトウェア・ハードウェア
- 系統連系装置:大電力系統との接続・切り離しを行うスイッチ設備
「地域マイクログリッド」として特に注目されるのは、離島・山間部・過疎地のように系統線の延伸が困難なエリアや、病院・避難所・学校などを中核とした防災拠点における活用です。日本では自治体や電力会社が実証事業を進めており、再生可能エネルギーの地産地消とエネルギーレジリエンスの両立を目指しています。
大規模系統に依存しない自律的な電力供給は、気候変動による自然災害の増加が懸念される現代において、地域の強靭化策として重要性が増しています。
使い方・例文
離島の集落で太陽光パネルと蓄電池を組み合わせたマイクログリッドを構築すると、本土からの海底ケーブルが断線した際にも島内で電力を確保できます。
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