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地中海性気候とは?

ちちゅうかいせいきこう

地中海性気候とは、夏に乾燥して高温となり冬に温暖で雨が多い気候区分で、地中海沿岸や南カリフォルニアなどに分布します。

地中海性気候(Mediterranean climate)は、ケッペンの気候区分において「Cs」に分類される温帯気候の一種です。その名のとおり中海沿岸地域に典型的に見られますが、世界の類似地域にも分布します。

最大特徴夏の乾燥と冬の降雨という、日本とは逆の降水パターンです。夏は亜熱帯高圧帯(亜熱帯高気圧)が北上して覆い、晴天が続いて降水が少なくなります。一方冬は偏西風帯の影響を受けて温帯低気圧が通過し、雨や曇りの日が増えます。気温は年間を通じて比較的温和で、冬でも厳しい寒さになることは少ない点も特徴です。

地中海性気候が見られる主な地域は以下のとおりです。

  • 地中海沿岸(イタリア・スペイン・ギリシャ・フランス南部・北アフリカ沿岸など)
  • アメリカ合衆国カリフォルニア州(特に南部・中部沿岸)
  • チリ中部(首都サンティアゴ周辺)
  • 南アフリカ共和国西ケープ州(ケープタウン周辺)
  • オーストラリア南西部(パース周辺)

農業的には、夏の乾燥と日照を好むオリーブ・ブドウ・柑橘類の栽培に適しており、地中海料理の食文化とも深く結びついています。また温暖で過ごしやすい気候はリゾート地としての人気を支える要因にもなっています。気候変動に伴い一部地域では乾燥化が進み、山火事の増加なども問題となっています。

使い方・例文

「スペインの夏は地中海性気候の影響で雨がほとんど降らず、強烈な日差しが続く」というように、旅行情報や気候の説明の場面でよく使われます。

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