因幡の白兎とは?
いなばのしろうさぎ
因幡の白兎とは、日本神話(古事記)に登場する白いウサギの物語で、大国主命(おおくにぬしのみこと)の慈悲と知恵が描かれた説話です。
因幡の白兎(いなばのしろうさぎ)は、日本最古の歴史書のひとつ「古事記」に記された神話の説話です。因幡国(現在の鳥取県)を舞台に、ウサギと大国主命(おおくにぬしのみこと)が登場する有名な物語です。
あらすじは以下のとおりです。隠岐の島にいたウサギが本土へ渡るため、サメ(和邇・わに)たちを騙して「どちらが仲間が多いか数えよう」と言って並ばせ、その背の上を渡ろうとしました。しかし渡り終える直前に本当のことを打ち明けてしまったため、怒ったサメに皮をはがされてしまいます。傷ついて泣いているウサギのそばを大勢の神々(大国主の兄神たち)が通りかかりましたが、意地悪な指示を与えて状態を悪化させました。最後に通りかかった大国主命は真摯にウサギを助け、「真水で体を洗い、蒲(がま)の穂綿に転がるように」と正しい治療法を教えました。ウサギは回復し、大国主命が八上比売(やかみひめ)と結ばれることを予言します。
この物語は、知恵・誠実さ・慈悲の大切さを伝える教訓として長く語り継がれてきました。鳥取県では白兎神社が祀られており、ウサギは縁結びの象徴ともされています。現代でも教科書に掲載されるなど、日本文化の中で親しまれている神話のひとつです。
使い方・例文
小学校の国語の教科書や昔話の読み聞かせで「因幡の白兎」の物語が紹介されることが多く、日本神話の入門としてよく登場します。
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