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命題態度とは?

めいだいたいど

命題態度とは、ある命題に対して主体がとる「信じる」「望む」「恐れる」などの心的な関係のことです。

命題態度(propositional attitude)とは、言語哲学心の哲学において、ある主体が命題(「雨が降っている」などの内容)に対してとる心的な立場や関係を指す概念です。

代表的な命題態度には次のようなものがあります。

  • 信念(believe):ある命題が真だと思う
  • 欲求(desire):ある命題が真になってほしいと望む
  • 恐怖(fear):ある命題が真であることを恐れ
  • 希望(hope):ある命題が真になることを期待する

哲学者バートランド・ラッセルが20世紀初頭に分析した概念で、「AはPだと信じる」という文の論理構造を正確に捉えるために導入されました。命題態度を含む文は「不透明文脈」を形成することが知られており、同一の指示対象をもつ表現であっても置き換えが真理値を変えてしまうことがあります(たとえば、朝の星と宵の星は同じ金星でも、「AはBが美しいと思う」でBの指定を変えると意味が変わる)。

認知科学・言語学・人工知能研究にも影響を与えており、知識表現や自然言語処理における信念状態のモデリングに応用されています。

使い方・例文

「彼女は明日晴れると信じている」「彼は合格することを望んでいる」のように、動詞が命題(that節)を目的語にとる構文が命題態度の典型的な表れです。

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