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とは?

ごう

号とは、文人・芸術家・僧侶などが本名とは別に自ら名乗る雅称のことで、その人の個性や志を表す別名です。

号(ごう)とは、文人・画家・書家・俳人・僧侶などが本名(諱・いみな)や通称とは別に自ら設けて使う雅称・別号のことです。中国文化に由来し、日本には平安時代頃から伝わったとされています。

号を持つ人は、作品への署名・手紙・詩歌・書画などで本名の代わりに号を使うことが多く、号によってその人の思想・美意識・人生観などが表現されていました。号は自分でつける「自号」と、師匠や友人から贈られる「贈号」に分かれます。

日本の歴史における号の有名な例としては以下のものがあります。

  • 松尾芭蕉(本名:松尾宗房)——俳諧師
  • 葛飾北斎(本名:時太郎)——浮世絵師。生涯で多数の号を名乗ったことでも知られる
  • 徳川家康の「東照大権現」——死後に贈られた神号

現代でも日本画家・書家・陶芸家・茶道家などが号を持つ慣習が続いており、師から弟子へ号が授けられることもあります。また、落語家・歌舞伎俳優の「屋号」「俳名」もこの流れを汲む文化のひとつです。

号は単なる別名にとどまらず、その人物の精神的な矜持や芸術的な立場を象徴するものとして重んじられてきました。

使い方・例文

「その俳人は『蕉風』を慕い、師から『白雨』という号を授けられた」のように、芸術・文芸・茶道などの世界で使われる雅称を指す場面で登場します。

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最終更新:

同じ読みのことば

「ごう」と同じ読みで、意味のちがうことばです。

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