原価率とは?
げんかりつ
原価率とは、売上高に対して原材料費などの原価が占める割合を示す指標で、事業の収益性を測る基本的な数値です。
原価率とは、商品やサービスの売上高に対して、その商品を製造・仕入れるためにかかった原価(材料費・仕入れコストなど)がどの程度の割合を占めているかを示す指標です。計算式は次の通りです。
原価率(%)= 原価 ÷ 売上高 × 100
たとえば、1,000円で販売する商品の原価が300円であれば、原価率は30%となります。原価率が低いほど粗利益(売上総利益)が大きく、収益性が高いことを意味します。
業種ごとに原価率の水準は大きく異なります。
- 飲食業:食材原価率は一般に30〜35%が目安とされる
- 小売業:商品仕入原価率は業態により異なるが60〜80%程度が多い
- ソフトウェア・情報サービス業:製品原価が低く原価率が低い傾向がある
原価率の管理は経営の基本であり、原価率が高すぎると人件費・家賃などの固定費をカバーできず赤字になりやすくなります。原価率を下げるには、仕入れ交渉・ロス削減・調理工程の効率化・メニュー構成の見直しなどが有効です。原価率と対になる概念が粗利率(原価率=1-粗利率)で、両者を合わせて収益構造を把握します。
使い方・例文
飲食店で800円のランチを提供し、食材費が240円かかっているとき、食材の原価率は30%です。この数値を管理することで適切な値付けや仕入れコスト削減につなげられます。
この用語をシェア
最終更新: