原価とは?
げんか
原価とは、商品やサービスを生産・仕入れるために直接かかった費用の合計であり、利益計算の基準となる重要なコスト概念です。
原価(げんか)とは、商品の製造や仕入れ、サービスの提供に直接要したコストの総称です。企業会計において、売上から原価を差し引いた金額が「売上総利益(粗利)」となるため、収益性を測る上で欠かせない指標です。
原価は大きく2種類に分けられます。製造原価はメーカーが製品を作る際のコストで、原材料費・労務費・製造間接費(設備の減価償却・光熱費など)で構成されます。一方、仕入原価は小売業や卸売業が商品を外部から調達する際の費用を指します。
原価管理の主な目的は以下のとおりです。
- 適切な販売価格の設定(原価に利益を上乗せする)
- コスト削減による競争力の向上
- 損益分岐点の把握
- 製品別・部門別の収益性分析
また、「原価率」は売上高に占める原価の割合を示し、飲食業では食材費率として重視されます。原価率が高すぎると利益が圧迫されるため、仕入れ先の見直しや製造工程の改善などで管理することが経営の基本です。会計上は「売上原価」として損益計算書に記載されます。
使い方・例文
あるカフェがコーヒー1杯を500円で販売している場合、豆・水・カップ・人件費などの原価が200円であれば、原価率は40パーセントとなります。
この用語をシェア
最終更新: