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印籠紋とは?

いんろうもん

印籠紋とは、印籠の蓋や本体に施された家紋や装飾紋様のことで、持ち主の身分や家格を示す役割を果たしました。

印籠紋(いんろうもん)とは、印籠(いんろう)に描かれたり彫られたりした家紋や紋様のことを指します。印籠とは、江戸時代武士や豪商が腰に下げて携帯した小型の容器で、もとは印章や薬を入れるために使われました。

印籠は単なる実用品にとどまらず、蒔絵螺鈿彫金などの精巧な装飾が施された工芸品としても発展しました。そこに入れられる紋様が「印籠紋」であり、持ち主の家紋を配することで身分や帰属を明示する機能を担いました。

印籠紋の特徴には以下のものがあります。

  • 蒔絵(まきえ)技法による金銀の精緻な描写
  • 武家の家紋だけでなく、商家の屋号紋なども用いられた
  • 時代劇の「水戸黄門」で印籠に葵の御紋が入っているのが有名な例
  • 装飾性が高く、印籠そのものが美術工芸品として収集された

現代では印籠そのものを日常的に使う習慣はなくなりましたが、美術品・骨董品として高い評価を受けており、博物館や美術館のコレクションにも多数所蔵されています。

使い方・例文

時代劇で水戸黄門が「この紋所が目に入らぬか」と葵の御紋の入った印籠を掲げる場面が、印籠紋の代表的なイメージとして広く知られています。

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