協定世界時とは?
きょうていせかいじ
協定世界時(UTC)とは、世界共通の標準時刻の基準として使われる時刻系のことです。
協定世界時(Coordinated Universal Time、略称UTC)は、世界中で共通に使われる時刻の基準です。かつては天文観測による「グリニッジ標準時(GMT)」が基準とされていましたが、地球の自転速度が一定でないため誤差が生じることから、より高精度な時刻管理のためにUTCが制定されました。
UTCは、原子時計をもとにした「国際原子時(TAI)」を基礎としつつ、地球の自転に合わせて調整するために「うるう秒」と呼ばれる補正を随時挿入することで成り立っています。これにより、原子時計の正確さと、実際の太陽時とのズレを最小限に抑えています。
日本標準時(JST)はUTCよりも9時間進んでおり、「UTC+9」と表記されます。コンピューターやインターネットの世界では、システム内部の時刻管理にUTCを使い、表示時に各タイムゾーンへ変換する方式が一般的です。航空・海運・気象など、国際的な連携が必要な分野でもUTCが広く採用されており、グローバルな時刻の統一基準として不可欠な役割を担っています。
使い方・例文
例えば、国際便のフライトスケジュールや気象データの記録には「2024-01-01 00:00 UTC」のようにUTCで時刻が記載されることが多く、各国の利用者はそれぞれのタイムゾーンに換算して読み取ります。
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