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千切木とは?

ちぎりき

千切木とは、歌舞伎狂言において登場人物が振り回す棒状の小道具で、争いや威嚇の場面で使われる演技用の武器の一種です。

千切木(ちぎりぎ)は、歌舞伎狂言などの日本の伝統芸能において使用される舞台小道具のひとつです。もとは木を割り裂いたような形状の棒材を指し、舞台では武器として振り回したり、相手を脅かしたりする場面に登場します。

狂言においては、特に「棒縛(ぼうしばり)」などの演目とは異なる文脈で、雑兵や乱暴者が持つ粗野な武器として千切木が登場し、滑稽な争いや威嚇の場面で笑いを生み出します。歌舞伎では荒事系の演目で豪快に振り回される道具として視覚的なインパクトを与えます。

千切木が舞台に登場する場面の特徴としては、

  • 身分の低い人物や乱暴者が持つ小道具として描かれることが多い
  • 洗練された刀とは対比的な、荒々しさや庶民性を表現する
  • 大げさな動作とともに滑稽味や緊迫感を演出する

という点が挙げられます。伝統芸能における小道具は単なる物品ではなく、登場人物の身分・性格・場の雰囲気を観客に伝える記号的な役割を担っており、千切木もその例に漏れません。

使い方・例文

狂言や歌舞伎の解説書・パンフレットで、荒々しい場面の小道具として「千切木を手に大立ち回りを演じる」という形で登場します。

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