剛柔流とは?
ごうじゅうりゅう
剛柔流とは、沖縄発祥の空手流派のひとつで、剛(強い直線的な力)と柔(しなやかな円形の動き)を融合させた技術体系を特徴とします。
剛柔流(ごうじゅうりゅう)は、沖縄の武術家・東恩納寛量(ひがしおんな かんりょう)が中国南派拳法を学び、その系統を宮城長順(みやぎ ちょうじゅん)が体系化・命名した空手道の流派です。1930年代に「剛柔流」という名称が正式に定まったとされており、現在では世界四大流派のひとつとして広く普及しています。
流派名は「剛柔一体」の思想に基づいており、強さ(剛)と柔軟さ(柔)を対立するものとして見ず、互いに補い合うものと捉えています。技術的な特徴は次の点に表れます。
- 円形・曲線的な動きと直線的な打突の組み合わせ
- 接近戦を重視したコンパクトな間合い
- 腹式呼吸(サンチン立ちによる内部強化)の重視
- サンチン・セイユンチュなど独自の型(カタ)群
- 掴み・投げ・関節技を含む多彩な技術
競技空手においても剛柔流の型は高く評価されており、オリンピック種目となった空手競技でも多くの選手が剛柔流の型を演武しています。伝統的な稽古方法と現代競技の両面で発展を続けている流派です。
使い方・例文
空手の昇段審査や国際大会では、剛柔流の代表的な型である「サンチン」や「スーパーリンペイ」が披露され、独特の呼吸法と重厚な動きが審判から高い評価を受けます。
この用語をシェア
最終更新: