出生率とは?
しゅっしょうりつ
出生率とは、一定期間における人口に対して生まれた子どもの数の割合を示す指標です。
出生率とは、ある期間(通常1年間)に生まれた子どもの数を人口で割って算出した比率のことです。人口動態を把握し、少子化・人口増減の傾向を測るための代表的な統計指標です。
出生率にはいくつかの種類があります。
- 粗出生率:人口1,000人あたりの出生数(最も広く使われる基本指標)
- 合計特殊出生率(TFR):一人の女性が生涯に産むと推計される子どもの数。少子化の議論で「出生率」と言うときは多くの場合これを指す
- 年齢別出生率:各年齢層の女性1,000人あたりの出生数
人口を維持するために必要な合計特殊出生率の水準は人口置換水準と呼ばれ、先進国では概ね2.1程度とされています。日本の合計特殊出生率は長期的な低下傾向にあり、少子化対策が社会的・政策的な課題となっています。
出生率が低下する背景としては、晩婚化・未婚化の進行、育児と仕事の両立の難しさ、住居費・教育費の高騰、価値観の多様化などが挙げられます。逆に、育児支援の充実や働き方改革などの政策により出生率の回復を図った国もあり、人口政策において重要な指標となっています。
使い方・例文
「昨年の合計特殊出生率が過去最低を更新した」といった形で、少子化の深刻さを示すニュースや政府の人口統計の報告に頻繁に登場する指標です。
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