共鳴現象とは?
きょうめいげんしょう
「現象」の用語まとめを見る共鳴現象とは、ある振動体が特定の周波数の外力を受けたとき、振幅が著しく大きくなる物理現象のことです。
共鳴現象(きょうめいげんしょう)とは、振動する系が外部からの振動と固有振動数が一致したときに、エネルギーが効率よく伝達されて振れ幅(振幅)が急激に増大する現象です。英語では「resonance」と呼びます。
あらゆる物体にはその固有の振動数(固有振動数)があります。ブランコを例にとると、押すタイミングが揺れの周期と合っていれば少しの力で大きく揺れますが、タイミングがずれると効率よく揺れません。これが共鳴の直感的なイメージです。
共鳴現象は以下のような多様な場面で現れます。
- 音響:弦楽器の胴体や管楽器の管が特定の周波数で共鳴し、豊かな音色を生み出す。
- 電気回路:LC回路が特定の周波数で共鳴し、ラジオの選局などに利用される。
- 建築・土木:橋や建物が地震波や風の振動と固有振動数が一致すると、大きな揺れが生じる危険がある。
- 医療:MRI(磁気共鳴画像診断)は核磁気共鳴現象を利用した診断技術である。
共鳴はエネルギー伝達を最大化する点で有用ですが、構造物への過大な力を生む危険もあるため、工学設計では共鳴を避ける対策も重要です。
使い方・例文
ワイングラスの縁を濡れた指でこすると特定の音が鳴るのは共鳴現象の一例で、音楽ホールの設計でも壁や天井の共鳴特性が音響効果を左右します。
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