六甲おろしとは?
ろっこうおろし
六甲おろしとは、兵庫県の六甲山地から大阪湾・神戸方面に向けて吹き降りる北風のことで、冬季に寒さと乾燥をもたらすことで知られています。
六甲おろし(ろっこうおろし)は、兵庫県の六甲山地(標高931m)を越えて南側の神戸・大阪湾方面に吹き降りる山越えの冷たい北風を指します。山を越えて斜面を下る際に温度が下がる「おろし風」(山おろし)の一種で、冬型の気圧配置が強まる季節に特に顕著に発生します。
六甲おろしの発生メカニズムは次のとおりです。冬、シベリアから南下してくる寒気団が日本海側から六甲山を越えようとするとき、山の北斜面では気温が下がりながら上昇します。山頂を越えた空気塊は南斜面を一気に下降し、断熱圧縮によって温度が上昇しますが、もともと非常に冷たい空気であるため、下界でも依然として寒く乾燥した風として体感されます。
この風は神戸市街地に直接吹き付けるため、体感温度を大きく下げ、冬の神戸の寒さを象徴する気象現象となっています。また、乾燥した強風は火災リスクを高めるため、神戸市は冬季に防火への注意を呼びかけることもあります。
「六甲おろし」という言葉は阪神タイガースの球団歌の題名としても非常に有名で、野球ファンには親しみ深い言葉でもあります。
使い方・例文
「冬になると六甲おろしが神戸の街を吹き抜け、体感温度が一気に下がる」のように、神戸の冬の気候を表す文脈でよく使われます。
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