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公共財とは?

こうきょうざい

公共財とは、多くの人が同時に利用でき、かつ特定の人を排除することが難しい財やサービスのことです。

公共財(Public Goods)は経済学における概念で、非競合性非排除性という2つの特性を持つ財やサービスを指します。

非競合性とは、ある人がその財を消費しても、他の人が同じ財を利用できる量が減らないという性質です。例えば、夜空の花火を一人が見ても、別の人が楽しめる量は変わりません。非排除性とは、料金を払っていない人をその財の利用から排除することが技術的・費用的に困難な性質です。国防サービスは典型例で、税金を払っていない人も同じ国内で守られます。

公共財の代表例には以下があります。

  • 国防・治安維持(警察・消防)
  • 灯台の灯り
  • 公共放送(地上波テレビ・ラジオ)
  • 一般道路(ある程度の混雑まで)
  • 環境・気候の安定

公共財は市場に任せておくと供給不足になりやすいという問題があります。なぜなら、費用を負担せずに便益だけを受けようとする「フリーライダー問題」が発生し、民間企業が採算を取りにくいからです。そのため、公共財の提供は政府や公的機関が担うことが多く、税収によって財源を賄うのが一般的です。

なお、非競合性・非排除性のうち一方のみを持つ財は「準公共財」や「クラブ財」と区別されることもあります。

使い方・例文

深夜の街灯や無料の公園は、誰でも利用でき、一人が使っても他の人の利用を妨げないため、公共財の典型例として経済学の教科書でよく登場します。

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