伊豆国とは?
いずのくに
伊豆国とは、古代から江戸時代まで現在の静岡県伊豆半島と伊豆諸島に相当する地域に置かれた律令国です。
伊豆国(いずのくに)は、律令制のもとで東海道に属した国の一つで、現在の静岡県伊豆半島全域と伊豆諸島(大島・三宅島・八丈島など)に相当します。国府は現在の三島市付近に置かれていたとされます。
古くから流刑地として知られており、平安時代には藤原保則・源頼朝・後鳥羽上皇の子などが配流されました。源頼朝は伊豆に流されていた期間に北条氏と縁組みし、平氏打倒の挙兵(1180年)を伊豆から起こしたため、鎌倉幕府成立の出発点となった地でもあります。
伊豆国は海洋・漁業・温泉資源に恵まれた地域であり、産業面では海産物(伊勢海老・鮑など)や塩の生産が盛んでした。伊豆諸島は噴火活動とともに歴史に登場することも多く、八丈島もまた江戸時代を通じて流刑の島として有名でした。
江戸時代には幕府の直轄領(天領)として管理され、下田が開国交渉の舞台(日米和親条約の交渉地)になるなど近代史にも関わりを持ちます。明治維新後の廃藩置県(1871年)によって静岡県に統合され、伊豆国は廃止されました。
使い方・例文
「源頼朝が挙兵した地として知られる伊豆国は、歴史の授業や歴史小説に頻繁に登場する地名です」のように使われます。
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