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仕立木とは?

したてぎ

仕立木とは、造園や盆栽において樹木の枝や幹を人工的に整形・誘引して特定の樹形に仕上げた木のことです。

仕立木(したてき)とは、造園や庭木の分野において、剪定・針金かけ・誘引・接ぎ木などの技術を施して、意図した樹形や形状に仕上げられた樹木のことを指します。自然のままに育てた樹木と対比されるもので、人の手と時間をかけて美しい樹形を実現した植木です。

仕立木の技法はさまざまあり、主なものとして以下が挙げられます。

  • 玉仕立て(玉造り):枝先を球状に刈り込んで複数の玉を作る、和風庭園の代表的な樹形
  • 生垣仕立て:壁状に平らに仕立てて目隠しや境界に利用する
  • 立木仕立て:主幹を真っすぐ伸ばして自然樹形に近い姿に整える
  • 段仕立て(段作り):枝を水平な段状に整形して枝葉の層を作る
  • トピアリー:動物・幾何学形など自由な形に仕立てる西洋式の技法

日本では松・槇(まき)・ツツジ・生垣用のサツキなどが仕立木として多く見られます。完成した姿に至るまで数年から十年以上の歳月を要することも珍しくなく、庭師の技術と知識が凝縮された存在です。

盆栽も仕立木の一形態と見ることができます。近年は西洋のガーデニング文化とも融合し、トピアリーや整形樹を取り入れた庭づくりが人気を集めています。仕立木の販売価格は通常の苗木より高く、年数と手間が価格に反映されます。

使い方・例文

「庭の入口に玉仕立ての松が配置されている」「ツゲを動物の形に仕立木にしたトピアリーが公園のシンボルになっている」といった場面で使われます。

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