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不正競争防止法違反とは?

ふせいきょうそうぼうしほうはん

不正競争防止法違反とは、営業秘密の不正取得や他者の商品表示の模倣など、公正な競争を妨げる行為に対して同法が適用される法令違反のことです。

不正競争防止法は、事業者間の公正な競争秩序を維持するために制定された法律であり、この法律に定める禁止行為を行うことが「不正競争防止法違反」です。違反した場合、民事上の差止請求・損害賠償請求のほか、刑事罰(罰金懲役)の対象ともなります。

同法が規制する主な行為は次のとおりです。

  • 商品・役務の出所表示の混同惹起:他社の有名な商品名やロゴと類似したものを使い、消費者に誤認させる行為
  • 著名表示の冒用:広く知られた他者のブランド表示を無断で自社商品に使用する行為
  • 商品形態の模倣:他社の商品の外観・デザインをそのままコピーして販売する行為
  • 営業秘密の不正取得・使用・開示:企業の技術情報・顧客リストなどの秘密情報を不正に持ち出したり漏えいする行為
  • 限定提供データの不正取得:アクセス制限されたデータを不正に取得・使用する行為

近年は元従業員による営業秘密の持ち出しや、競合他社への転職時の情報漏えいが社会問題となっており、刑事摘発される事例が増加しています。企業側の情報管理体制の整備と、従業員への教育が重要性を増しています。

知的財産保護の観点から特許法・著作権法と並んで重要な法律であり、企業の競争力を守る基盤となっています。

使い方・例文

「競合他社の製品設計図をUSBメモリに無断コピーして持ち出した元社員が、不正競争防止法違反(営業秘密の不正取得)の容疑で逮捕された。」

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