上位語とは?
じょういご
上位語とは、ある語よりも広い・抽象的な概念を表す語のことで、意味論において語の包含関係を示す際に用いられます。
上位語(じょういご)は、語彙意味論において、ある語が表す概念を包含するより広い(抽象的な)概念を表す語のことです。英語では「ハイパーニム(hypernym)」と呼ばれます。上位語と対になる概念が下位語(ハイポニム)であり、この二者の関係は「包含関係(hyponymy)」と呼ばれます。
上位語と下位語の関係は、「AはBの一種である(A is a kind of B)」という言い換えで確認できます。たとえば「バラはBの一種である」という文に「花」を当てはめると成立するため、「花」は「バラ」の上位語となります。
上位語の具体的な例としては次のようなものがあります。
- 「果物」は「りんご」「みかん」「ぶどう」の上位語
- 「乗り物」は「車」「電車」「飛行機」の上位語
- 「感情」は「喜び」「怒り」「悲しみ」の上位語
上位語・下位語の体系は、WordNetのような語彙データベースや知識グラフ(オントロジー)において階層構造として記述され、自然言語処理・情報検索・知識表現の分野で広く活用されています。また、日常の説明や定義においても「〇〇とは△△(上位語)の一種で〜」という形式が基本的な定義のパターンとして用いられています。
使い方・例文
「犬」の上位語は「動物」であり、さらに「動物」の上位語は「生き物」となるように、上位語は概念の階層の中で広いカテゴリを示します。
この用語をシェア
最終更新: