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三重十文字とは?

さんじゅうじゅうもんじ

三重十文字とは、弓道で矢が的に刺さった状態を含む三か所の交差が一直線に揃う基本姿勢・射形の理想を指す用語です。

三重十文字(みえじゅうもんじ)は、弓道における射形の基本原則を示す用語です。弓を引いて的を狙う際、身体の三つの部位がそれぞれ直角に交差していることを理想とします。

具体的には次の三つの十文字が求められます。

  • 足踏みの十文字:両足を的に向かって一定の角度で開いた際、足先を結ぶ線と的への方向線が直角に交わること
  • 胴造りの十文字:脊柱(背骨)と両肩を結ぶ線が直角に交わること(上半身が真っすぐ起きていること)
  • 手の内の十文字:弓と押す手首(手の内)が直角に整っていること

これら三か所の直角の重なりが崩れると、矢の方向や飛び方が乱れ、的中率が低下するとされます。三重十文字は単なる外見的な姿勢ではなく、全身の力を効率よく弓に伝えるための力学的な根拠があります。

弓道は「射法八節」という一連の動作で構成されますが、三重十文字はその各節を通じて保たれるべき基盤です。段位審査や演武においても、この基本が整っているかどうかが重要な評価点となります。

使い方・例文

弓道の部活動や昇段審査の講評で「三重十文字が乱れている」「三重十文字を意識して」といった指摘の形で登場します。

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