三船敏郎とは?
みふねとしろう
三船敏郎とは、黒澤明監督作品をはじめ数多くの映画に主演し、国際的に高い評価を受けた日本を代表する映画俳優です。
三船敏郎(みふね としろう、1920〜1997年)は、中国・青島生まれの日本人俳優です。戦後まもなく東宝に入社し、1948年の映画デビュー後に頭角を現しました。
その名を世界に知らしめたのは、黒澤明監督との長年にわたるコラボレーションです。
- 『羅生門』(1950年)——ヴェネツィア国際映画祭金獅子賞受賞。三船は荒々しい盗賊・多襄丸を怪演し、世界中の映画人に衝撃を与えた
- 『七人の侍』(1954年)——野武士上がりの剽軽な侍・菊千代を演じ、その圧倒的な存在感で一躍スターの地位を不動にした
- 『用心棒』(1961年)、『赤ひげ』(1965年)など計16作品を黒澤と共に制作した
日本国内にとどまらず、ハリウッド映画にも多数出演しました。『ミッドウェイ』(1976年)や『1941』(1979年)などに出演し、「日本のジョン・ウェイン」と称されるほど国際的な人気を誇りました。1980年代以降も精力的に活動を続け、ヴェネツィア映画祭からは名誉金獅子賞を贈られています。
三船の演技スタイルは、全身を使った躍動的な動きと眼光の鋭さが特徴で、時代劇・現代劇を問わず圧倒的な存在感を放ちました。日本映画が世界市場に進出する上で、その存在は大きな役割を果たしています。
使い方・例文
「黒澤明監督と三船敏郎の組み合わせは、『七人の侍』や『羅生門』で世界映画史に刻まれた伝説的なコンビだ」という文脈で語られます。
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