ヴィクラム・セートとは?
ゔぃくらむせーと
ヴィクラム・セートとは、インド出身の英語作家で、韻文小説『ゴールデン・ゲート』や大長編『適切な縁談』によって国際的な評価を得た現代作家です。
ヴィクラム・セート(Vikram Seth、1952年〜)は、インド・コルカタ生まれの英語作家であり、詩・小説・回想録など多様なジャンルにわたる作品で世界的に知られています。
オックスフォード大学・スタンフォード大学・南京大学などで学んだセートは、1986年に韻文小説(ソネット形式の連作詩)という実験的な形式でサンフランシスコを舞台にした恋愛物語『ゴールデン・ゲート』(The Golden Gate)を発表し、英語文学界に衝撃を与えました。この作品はプーシキンの詩形式(オネーギン連)を英語で復元した意欲作として高く評価されました。
1993年に発表した大長編小説『適切な縁談』(A Suitable Boy)は、独立直後のインドを舞台に、4家族の人間模様を描いた約1500ページに及ぶ作品で、英語で書かれた小説の中でも有数の長編として知られています。インド社会の宗教・政治・結婚・階層をリアルに描写しており、発表当時ベストセラーとなりました。
その後も詩集・旅行記・回想録を発表しており、文学的な多才さで知られます。インド英語文学(インド人が英語で書く文学)の重要な担い手の一人であり、サルマン・ラシュディやアルンダティ・ロイと並んで語られることが多い作家です。
使い方・例文
「ヴィクラム・セートの『適切な縁談』は独立後インドの社会を克明に描いた大河小説として、インド文学を知る入門として推薦されることがあります。」
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