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ヴィクター・フランシス・ヘスとは?

ゔぃくたーふらんしすへす

ヴィクター・フランシス・ヘスは、宇宙線発見によってノーベル物理学賞を受賞したオーストリア出身の物理学者です。

ヴィクター・フランシス・ヘス(Victor Francis Hess、1883〜1964年)は、オーストリア出身の物理学者で、地球外から降り注ぐ放射線、すなわち宇宙線コスミック線)の発見によって1936年のノーベル物理学賞を受賞しました。

ヘスは1912年、気球に乗って大気中の電離放射線を高度ごとに測定する実験を繰り返しました。当時は、地面から放出される放射線が電離の原因と考えられていましたが、ヘスは高度が上がるほど電離が増すことを発見し、地球外から非常に強い放射線が降り注いでいると結論付けました。これが宇宙線発見の瞬間です。

宇宙線の発見はその後の粒子物理学に大きな影響を与え、陽電子や中間子など新粒子の発見につながりました。ヘスは後にナチスの迫害を逃れてアメリカに移住し、フォーダム大学で研究を続けました。

  • 宇宙線:高エネルギーの素粒子が宇宙から地球に降り注ぐ現象
  • 気球実験:地上放射線の影響を排除するための手法
  • 粒子物理学の基盤形成に貢献

使い方・例文

宇宙線を扱う天体物理学や素粒子物理学の教科書では、ヘスの気球実験が宇宙線研究の起点として必ず言及されます。

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