ヴァティカンのサン・ピエトロ大聖堂とは?
ゔぁてぃかんのさん・ぴえとろだいせいどう
サン・ピエトロ大聖堂は、ローマ教皇庁が置かれるヴァティカン市国に建つカトリック世界最大の大聖堂です。
サン・ピエトロ大聖堂(Basilica di San Pietro in Vaticano)は、イタリア・ローマに隣接するヴァティカン市国の中心に位置するカトリック教会の総本山です。キリスト教の十二使徒の一人、聖ペトロ(サン・ピエトロ)の墓所とされる場所に建てられており、世界最大の教会建築として知られています。
現在の建物の建設は16世紀初頭にさかのぼります。1506年、教皇ユリウス2世の命により着工され、ミケランジェロ、ラファエロ、ブラマンテといった当代一流の芸術家・建築家が設計に携わりました。特にミケランジェロが設計した巨大なドーム(クーポラ)はローマの空にそびえ立つランドマークとなっています。建設は約120年の歳月をかけ、1626年に献堂式が行われました。
内部にはミケランジェロの傑作彫刻「ピエタ」、ベルニーニが設計した青銅製の天蓋「バルダッキーノ」、歴代教皇の墓廟など数多くの美術品が収蔵されています。また、正面広場であるサン・ピエトロ広場はベルニーニが設計した列柱廊で囲まれており、クリスマスやイースターには数十万人の信者が集まります。
世界中のカトリック信者にとって最も重要な巡礼地の一つであり、ユネスコ世界遺産「ヴァティカン市国」の一部として登録されています。年間数百万人の観光客や巡礼者が訪れ、宗教・芸術・建築の観点から人類の至宝とされています。
使い方・例文
例えば、カトリックの巡礼者がローマを訪れる際には、サン・ピエトロ大聖堂を最初の目的地とし、聖ペトロの墓の上に建てられた祭壇に祈りを捧げるのが定番です。また、教皇が公開謁見や重要なミサを執り行う場としても毎週利用されています。
この用語をシェア
最終更新: