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ワイルズとは?

わいるず

アンドリュー・ワイルズとは、350年以上未解決だった数学史上最大の難問「フェルマーの最終定理」を1995年に証明したことで世界的に知られるイギリスの数学者です。

アンドリュー・ジョン・ワイルズ(Andrew John Wiles)は、1953年にイギリスのケンブリッジで生まれた数学者で、プリンストン大学などで長年研究を続け、数論(整数論)の分野において20世紀最大の成果のひとつを挙げた人物です。

ワイルズが世界的に有名になったのは、フェルマーの最終定理の証明によってです。フェルマーの最終定理とは「n≧3の自然数のとき、xのn乗+yのn乗=zのn乗を満たす自然数x・y・zは存在しない」という命題で、17世紀のフランスの数学者ピエール・ド・フェルマーが書き残したにもかかわらず、その後300年以上にわたって証明されなかった問題です。

ワイルズは幼少期にこの問題に魅了され、長年にわたって秘密裏に研究を続けました。証明の核心となったのは、谷山・志村予想(楕円曲線とモジュラー形式の関係を述べた予想)の一部を証明することで、これをフェルマーの定理と結びつけるという戦略でした。1993年に一度証明を発表しましたが誤りが発見され、約1年の修正作業を経て1995年に完全な証明が確立されました。

この業績により、ワイルズはアーベル賞(2016年)をはじめ多数の権威ある賞を受賞しており、数学界における最高の栄誉を集めた数学者のひとりです。

使い方・例文

数学の授業や数学史を扱った書籍・ドキュメンタリーで「フェルマーの最終定理」が話題になる際、その証明者としてワイルズの名前は必ず登場します。

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