ローラン・ガバグボとは?
ろーらんがばぐぼ
ローラン・ガバグボは、コートジボワールの元大統領で、2010年の選挙をめぐる内戦後に国際刑事裁判所で訴追された政治家です。
ローラン・ガバグボ(1945年生まれ)は、コートジボワール(象牙海岸)の政治家・歴史学者で、2000年から2011年にかけて同国大統領を務めました。
ガバグボはコートジボワール人民戦線(FPI)を創設し、長年にわたって民主化運動を牽引した人物です。フェリックス・ウフエボワニー長期政権後の政治変動期に台頭し、2000年の大統領選挙で勝利しました。しかし、2002年に北部を拠点とした反政府勢力との内戦が勃発し、国は長期にわたって南北に分断されました。
2010年の大統領選挙では、アラサン・ワタラ候補が国際的に勝利者と認定されましたが、ガバグボは結果を受け入れることを拒否し、武力衝突に発展しました。翌2011年、フランス軍と国連部隊の支援を受けたワタラ側の軍によって拘束され、政権は終焉を迎えました。
その後、ガバグボは国際刑事裁判所(ICC)に引き渡され、人道に対する罪で訴追された初の元国家元首の一人となりました。2019年に証拠不十分として無罪判決が下り、2021年にコートジボワールへ帰国しました。彼の裁判はICCの機能と限界を問う国際的な議論を呼びました。
使い方・例文
国際刑事裁判所による元国家元首の訴追事例として法学・国際関係の授業で取り上げられ、選挙後紛争の事例研究でも頻繁に登場します。
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