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ロメール、エリックとは?

えりっくろめーる

エリック・ロメールは、フランス映画の「ヌーヴェルヴァーグ」を代表する映画監督で、繊細な人間心理と対話を描いた作品で世界的に評価されました。

エリック・ロメール(Eric Rohmer、1920〜2010年)は、フランスの映画監督批評家で、戦後フランス映画の革新運動「ヌーヴェルヴァーグ(nouvelle vague)」を牽引した人物のひとりです。本名はジャン=マリー・モーリス・シェレールといい、映画批評家としてのキャリアを経て監督業に転身しました。

ロメールはジャン=リュック・ゴダールやフランソワ・トリュフォーとともに、映画雑誌『カイエ・デュ・シネマ』で批評活動を行い、映画表現の可能性を理論・実践の両面から追求しました。彼の作品は、スタジオセットを避けて自然光のなかでロケ撮影を行い、役者同士の長い対話と微細な感情の動きを丹念に映し出す手法が特徴です。

代表的なシリーズとして、次の作品群が挙げられます。

  • 「六つの道徳物語」シリーズ(1960〜70年代)
  • 「喜劇と格言」シリーズ(1980年代)
  • 「四季の物語」シリーズ(1990年代)
なかでも『モード家の一夜』(1969年)や『クレールの膝』(1970年)は国際的に高い評価を受け、各映画祭で多数の賞を獲得しました。

ロメールの映画は、恋愛と道徳、自己欺瞞と誠実さをめぐる人間の内面を会話を通して描き出し、「映画の小説家」とも呼ばれます。フランス映画の知性的な伝統を体現した巨匠として、現代の映画作家にも大きな影響を与え続けています。

使い方・例文

映画を学ぶ学生が「ヌーヴェルヴァーグの作家主義を学びたい」と考えるとき、ゴダールやトリュフォーとともにロメールの名が必ず挙がります。

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最終更新:

同じ読みのことば

「えりっくろめーる」と同じ読みで、意味のちがうことばです。

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