ロドルフォ・グラツィアーニとは?
ろどるふぉぐらつぃあーに
ロドルフォ・グラツィアーニはイタリアの将軍で、植民地戦争での容赦ない戦略から「リビアの屠殺者」「エチオピアの獣」と呼ばれたファシスト時代の軍人です。
ロドルフォ・グラツィアーニ(Rodolfo Graziani、1882〜1955年)は、イタリア王国の将軍・元帥で、ムッソリーニのファシスト政権に忠実に仕えた軍人です。フィリナーノ生まれで、第一次世界大戦後に植民地軍の指揮官として頭角を現しました。
グラツィアーニの名は主に以下の植民地戦争と関連して語られます。
- リビア平定作戦(1920〜30年代):セヌシ教団率いるリビア抵抗運動に対し、毒ガス・強制収容所・集団処刑などを用いて弾圧し「リビアの屠殺者」と呼ばれた
- エチオピア侵攻(1935〜36年):イタリア・エチオピア戦争に参加し、南部戦線を指揮。毒ガスや焼夷弾を使用した
- 1937年のアジスアベバ虐殺:自身への暗殺未遂事件への報復として、数百〜数千人のエチオピア人が殺害された
第二次世界大戦中は北アフリカ戦線のイタリア軍司令官を務めましたが、英軍に大敗して更迭されました。戦後は戦犯として裁判にかけられ有罪判決を受けましたが、短期間で釈放されました。その後もイタリア国内で新ファシスト運動と関わり続けたことは批判の対象となっています。グラツィアーニの行為はエチオピア・リビアでは今日も忘れられておらず、植民地主義の暴力を示す象徴的な存在として批判的に評価されています。
使い方・例文
「イタリアのアフリカ植民地政策を学ぶ授業では、ロドルフォ・グラツィアーニによる住民への残虐行為が植民地主義の暴力を示す事例として取り上げられる。」
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