ロストラムとは?
ろすとらむ
ロストラムとは、演説者や指揮者が立つ台(演壇・指揮台)のことで、古代ローマの船首飾りに由来する言葉です。
ロストラム(rostrum)は、演壇・指揮台・演奏台など、人が高い位置に立って話したり指揮したりするための台を指す言葉です。英語の複数形は「rostra」または「rostrums」となります。
語源はラテン語の「rostrum(鳥のくちばし、船首)」にあります。古代ローマでは、敵から奪った軍船の船首(艦首衝角)を「フォルム・ロマヌム」(ローマ広場)の演壇に飾り付けており、その装飾が施された演壇全体を「rostra」と呼ぶようになりました。これが転じて、一般的な演壇や台を指す言葉として広まりました。
現代では主に以下のような場面で使われます。
- オーケストラや合唱の指揮台(音楽分野)
- 議会・学術会議などの演説台(政治・学術分野)
- 競技会・式典での表彰台(スポーツ・イベント分野)
- 生物学では甲殻類の頭部にある突起物を指すこともある
音楽の現場では指揮者が乗る小さな台をロストラムと呼ぶことが多く、高さを変えられる可動式のものも使われています。日本語では「指揮台」「演壇」と表現されることが一般的ですが、音楽・演劇・放送の専門用語としてロストラムという語も定着しています。
使い方・例文
「指揮者がロストラムに上がると、オーケストラ全員が姿勢を正した」のように、音楽や式典の場面で使われます。
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