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ロジウムとは?

ろじうむ

ロジウムとは、白金族に属する銀白色の希少金属で、自動車の排気ガス浄化触媒として特に重要な役割を果たす元素です。

ロジウム(元素記号:Rh、原子番号:45)は、周期表第5周期・第9族に属する白金族元素の一つです。銀白色の光沢を持ち、白金族の中でも特に高い反射率を持つことで知られています。地球上での存在量は非常に少なく、貴金属の中でも最も希少な元素の一つとされています。名称は1803年の発見時に観察されたバラ色の溶液にちなんで、ギリシャ語の「rhodon(バラ)」から命名されました。

ロジウムの最大の用途は自動車の三元触媒(排気ガス浄化装置)です。白金・パラジウムと組み合わせた三元触媒の中でロジウムは窒素酸化物(NOₓ)の還元に特化した役割を持ち、排気ガスの有害成分を浄化するうえで不可欠な金属です。世界のロジウム需要の大部分はこの用途で消費されています。

ロジウムのその他の用途は以下のとおりです。

  • 宝飾品・銀器のめっきコーティング(変色防止・光沢付与)
  • 高温用熱電対(ロジウム白金熱電対)
  • 化学反応の均一系触媒(水素化・カルボニル化反応)
  • 電気接点材料(腐食耐性)

ロジウムは需給バランスが崩れると価格が極端に変動することで知られており、過去には金の数十倍に達したこともあります。環境規制の強化による排ガス触媒需要の高まりと、南アフリカに偏在する産出地という供給リスクが組み合わさって、希少性とコストの問題が常に議論される貴金属です。

使い方・例文

ガソリン車の排気管に内蔵されている触媒コンバーターには白金やパラジウムとともにロジウムが使われており、有害な排気ガスを無害化する働きをしています。

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