ロシア内戦とは?
ろしあないせん
ロシア内戦とは、1917年のロシア革命後に始まった赤軍(ボルシェビキ)と白軍(反革命勢力)の武力衝突で、ソビエト政権の確立をめぐる内戦です。
ロシア内戦(Russian Civil War)は、1917年の十月革命によってレーニン率いるボルシェビキ(後の共産党)が権力を掌握した後、1918年から1922年頃にかけて続いた大規模な内戦です。ボルシェビキを支持する「赤軍」と、これに反対する「白軍」(王党派・民主主義勢力・民族主義者など多様な勢力の連合)が全土で激突しました。
内戦には国内勢力だけでなく、イギリス・フランス・アメリカ・日本などの連合国が白軍を支援するために軍事介入(シベリア出兵など)を行い、国際的な性格を持ちました。また、旧帝国領内のウクライナ・フィンランド・バルト三国・ポーランドなどでも独立をめぐる戦闘が続きました。
内戦の主な特徴と経過は以下の通りです。
- 赤軍はトロツキーが組織した規律ある軍隊として整備された
- 白軍は各勢力の利害が一致せず統一指揮が困難だった
- 農村部での食糧徴発と「赤色テロル」「白色テロル」と呼ばれる双方の残虐行為
- チフスや飢餓が多数の民間人の命を奪った
最終的に赤軍が勝利し、1922年にソビエト社会主義共和国連邦(ソ連)が樹立されました。内戦によりロシアは壊滅的な打撃を受け、数百万人規模の死者・難民が生じたとされています。この内戦はソ連体制の基盤を形成するとともに、その後の冷戦構造にもつながる重大な歴史的事件です。
使い方・例文
「ロシア内戦はボルシェビキ政権の存亡をかけた戦いであり、この時期の混乱がソ連の独裁体制強化の一因となった」のように使います。
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